第2の誕生日

日にち変わって昨日、

私は第2の誕生日を迎えた。

 

3年前の7/24に短歌を始めたし

LGBTの仲間入りをした。

 

私のみてる世界が大きく変わり

色んなことを意識して敏感に捉えようと

毎日毎日思っていた。

 

人は生まれた時の記憶がない。

節目を大事に思っている自分にとって

それはすごくやだなと感じている。

 

しかし、人は生まれ変わったとき

固定概念が180度変わったとき

その瞬間を絶対に忘れないような気がする。

少なからず私は日にちは忘れても

出来事の記憶がずっとこべりついて

離れない。

 

それがあの恋だった。

 

LGBTとしての恋。

認めたくなかった自分のことや

どうしようもないのに好きな相手のこと

行き場がない苦しくもあり

とても愛おしい感情を消したくなかった。

でも、私の使っているリアルなつながりの多い

SNSには残せないことだと思っていた。

だから短歌を作り始めた。

作品としてなら残るし認めてもらえる。

認めてもらえるというのは

「非難されない」という最低限のことまでかも

しれないけど私はそれで良かった。

十分すぎた。

 

その恋が始まってからちょうど3年。

私には恋人ができた。

相手は女性。

 

お付き合いして2ヶ月ほどしか経過してないが

ここ2週間くらいで「あ、この人私にとって将来傷になる人だな。」と思い始めた。

 

3年前のあの感情を消したくなくて

その間にできた恋人たちには申し訳ないが

何度も何度も頭の中で3年前の夏にトリップして繰り返し感情を掘り起こしていた。

 

今の恋人もつい最近までは

そういう風に過ごすと思っていた。

 

けど何故だか

すごく自然に腑に落ちて

今までの気持ちが供養されたかのように

「微笑ましかった思い出」になった。

もちろん楽しくて甘酸っぱかった記憶は

無くならないし大事なものだけど

感情に対してピリオドが打てた。

 

🏳️‍🌈

そういうのもあって

ずっと変えてなかった「ペルセウス座流星群」は

短歌を作る時に必要な名前ではなくなった。

なんとなく偽っている気がして

今はこの名前では短歌を作るのが不自然に感じる。

 

あ、この「ペルセウス座流星群」は3年前に恋に落ちたころ流れていた流星群からとったの。

 

 

それから短歌を書く時の名前を

考えるようになりました。

 

次から短歌を読む時

自分のことを素直に言葉にしたいと思ってて

そういう名前にしたいなって考えてました。

 

そんなとき

言葉仲間の

2人とお話しする機会があり

早速相談しました。

 

そしたら本名の話になり

「私の名前は繊細なサラサラしたような布の意味を持つ」という話をしました。

そしたら素敵な名前だなって言ってもらえて

その意味を崩さないで名前を決めよう!って

思って話を進めました。

 

絹。

もうそのままです笑笑

薄いガーゼのような布。

蚕とか繭も候補にはあったのですが

有力候補繭が母の名前の音なので

ちょっと遠慮しました。

 

あとは

絹が一番しっくりきたからです。

私も自分のこと、短歌、恋愛、友達

色んなものを紡ぎ布を作っていきたい。

そう思いました。

 

以上が

私が名前を作る理由と

それが絹だという理由です。

長くなったのに最後まで読んでくれて

ありがとうございます!

今日も良い日になりますように🌙

おやすみなさい。